外国人から見た宮崎監督のコメント

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ペルーにはオタクが沢山います。しかし、ペルーでは日本と異なりオタク=博識だと思っている人もいるため、みんな堂々と自分はオタクだと宣言します。今回、それに関連した記事があったので紹介します。

↓から本文になります。

今回宮崎監督は、主にオタク、更にはアニメ業界に対して辛辣なコメントを残した。言っていることは的を得ているが、オタクの自分としては、心が痛む。

宮崎監督

もしきちんと、人間自体を見なければキャラクターを作ることは出来ない。なぜなら、キャラクターの元になる人間を理解してないから。ほとんどのアニメが人間に無関心な人によって作られている。だから、現在のアニメ業界はオタクの巣窟になっている。」

アニメ業界を目指すオタクにとっては、とても厳しい言葉と感じるだろう。

 

まず初めに、日本におけるオタクの意味を理解しなければならない。日本でいうオタクは生活のほとんどを趣味(この場合アニメ)に費やしている人物を指す。そうすると、日本の外では、こういったオタクはほとんどいない。確かに、大好きな趣味を持つ人はいるが、日本のように、生活のほとんどを費やすことはしない。

 

「攻殻機動隊」、「ガンダム」、「エヴァンゲリオン」や恋愛ものだと「彼氏彼女の事情」など素晴らしい作品を輩出した80年代、90年代。現在、ほとんどのアニメで ファンサービス・残虐な描写やモエが入っている。更にキャラクターは、魅力的な肉体や目を引くような武器を持っているが、どこか人間味に乏しい。内容も二番煎じや繰り返し、更にはあまりにメッセージ性が表面的な物が多い。もしくは、70年代から90年代の作品のリメークであったりする。

 

しかし実際の所、2000年に放映された「monster」や「鋼の錬金術師」は、私のお気に入りだ。またオリジナル作品もある。「魔法少女まどかマギカ」、「惡の華」、「進撃の巨人」などだ。にもかかわらず、過去と対照的にこれらオリジナル作品はとても少ない。実際、「akira」や「エヴァンゲリオン」と比べることが出来るアニメがあるだろうか。

 

問題は、オタクたちがアニメ業界を侵食してるからだろうか?多分答えはイエスだ。もし、自分の世界でしか生きていないような人が、作品を作っているなら、なぜ革新的なアニメ作品が生まれないか理解できる。全てのアニメ作品の内容が、とても循環的だからだ。もし、あなたがモエや残虐なシーン、更にはファンサービスなどではなく、台本に注意を注ぐと単調さと改善が必要だと感じるだろう。

 

一般的に 過剰は良くない またひとつの趣味に没頭し、新しいことを学ばないことも危険だ。ただのペルー人オタクのアドバイスとして聞いてほしい。もしアニメや漫画が好きで、ただそれらをしたいのなら。まず、本やお気に入りの映画を探しなさい。もしくはあなたと価値観の異なる人と仲良くなりなさい。そういった形をしたうえで、漫画をつくればよい作品を作れるだろう。

引用:Lady otaku

こちらから原文を読むことが出来ます。

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