海賊版CDの路上販売者は素晴らしい仲間だ。しかし、彼らがお互いに利益を分け合っている訳ではない。音楽は、ただ単調に大音量で流れているだけだが、打って変わって、おじいさんダンサーの動きは優雅で、闘牛士のようなステップを踏み、現代と昔のリズムが組み合わさり、旧市街の中央市場の隣のUcayali y Ayacucho 通りを通った人々に笑いを更に、チップを引き出す。
もし路上販売者が60年代のロックをかければ、おじいさんダンサーは、面白おかしく踊る。その瞬間は、まるでエルビス・プレスリー見ているようだ。
もし、サルサが流れれば、彼はステップと一緒に優雅に踊る。クンビアが流れ始めると、70を超えているこのダンサーは、前にいる女性をダンスに誘う(礼儀正しく)。
ダンスが終わるごとに彼は四方へチップを頼みに行く。見せてくれた素晴らしいダンスに対してチップをあげたくなるだろう。しかし、最もチップを貰うときは、車が通った時に、車の前で踊ったときである。車の渋滞を起こす可能性があるけれども、見回っている警官に注意されたり、運転手をイライラさせたり、怒鳴られることもない。なぜなら、彼のステップはとても魅力的なので。だが、かれは”Manolete”(有名な闘牛士)というあだ名の他に、本名や年齢を知られたくないそうで、彼についての素性は一切不明だ。
引用:El Comerico
70歳を過ぎた男性が路上パフォーマンスをしなければ生きていけない状況がどうなのかな?と思いました。 |