誰も道端で働いている子供の背景を知らない

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Luzbethちゃん(7歳)は、aviación通り336番地の道端でキャラメルを売っています。彼女に聞いたところによると、クリスマスにお母さんの笑顔を見るためだそうです。

Jazmínちゃん(8歳)は、彼女の叔母と3歳の従弟を助けるためにturron(スペイン菓子)やクリスマスカードを道端で売っています。

 

12月になると、特に道端で物を売るこのような子供が増えます。なぜなら、ペルー人はクリスマスまでに食事や飾りつけの準備をしなければいけないため、財布の紐が緩むそうです。その一方で、道で働く子供のようにクリスマスを祝えない家庭もたくさんあります。

2011年のENAHO社による調査によると、ペルーでは少なくても165万人以上の児童労働者(14歳以下)がいるそうです。しかし、ぺルー政府による公式な調査ではないので、数値に関しては信頼性は低いそうです。更にこの調査では、都市部と田舎地方という2つの区分しかないため、地区ごとの正確な数字は分かりません。

 

更に、児童労働者にも主に3つのタイプがあります。

???? 家族を助けるため働くケース

???? 親に捨てられて生きるために働くケース

???? 子供の方が売りやすいため、他の親から貸し出されるケース

?の場合、利益は子供を貸した親と借りた人で利益を折半します。

 

こういった現状にも関わらず、国は解決するための具体的な政策を何も取っていないことが問題になっています。

参考:El comercio

こちらから原文を読むことが出来ます。

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