NPOアミスタペルー・ニッポン

NPOアミスタ・ペルー・ニッポン (正式名称 特定非営利活動法人アミスタ・ペルー・ラティーノ・アメリカーナ/NPO Amistad Peru Latino Americana)(通称:NPOアミスタ)は、2004年(平成16年)7月28日に設立されました。

7月28日は、ペルーにとってお祭りの日。独立記念日を祝う日です。
ペルーといえば、日本人がもっとも行きたい旅行先として選ばれた「マチュピチュ」や、今も謎に満ちている「ナスカの地上絵」がある国として印象深いところでしょう。
歴史に興味がある人たちの知的好奇心を、刺激してやまない遺跡の数々と自然、ペルーの魅力は尽きることがありません。

また、ペルーは、南米の中でも資源が豊富な国であり、近年の経済成長は、南米の中でもトップレベルにあると言えます。
しかし半面では、世界でも有数な麻薬原料の産地として知られています。麻薬は、違法な鉱山とともにテロリストやマフィアの資金源に使われてきました。
それらが違法なものだと知っていても、貧困のために麻薬の原料となるものを栽培する貧困地域。それでも貧困から抜け出せずにいるのが現状でした。

この環境の中で、一番犠牲を受けるのは、子どもたちです。
貧しさのために教育を受ける機会を、奪われてしまう子どもたち。
食事を満足にとれない環境において、教育よりも現金収入を得ることのほうが優先されてしまいます。

1990年に入ると、世界中からの支援で、それまで学校のなかったスラム街や、アンデス山中、ジャングル地域に学校が作られるようになりました。
2000?3000校が開校しました。日本からもたくさんの支援者が生まれ、その感謝を忘れないために、日本の名前がつけられています。

ところが、2000年に入ると、国勢情勢の変化に伴い、ペルーと日本の関係が希薄になり、日本人の援助によって作られた学校の支援も途絶えがちになりました。
援助なくしては、学校の運営は難しいのです。

私たちは、日本人の支援によって作られた学校のともしびを途絶えさせないために活動する必要性を感じました。
そこで、教育と医療の支援をするNPOを立ち上げ、貧困に苦しむ子どもたちがテロや麻薬犯罪の道に進ませないためにも、
支援活動を行うことにしました。

上:八代亜紀学校  下:愛知名古屋学校 上:河内学校  下:熊本学校

写真は、これまでに日本人の寄付で建てられた学校です。

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