中国人が密輸でペルーのマカを持ち帰っていることが公表された。

maca

中国の企業家たちが違法な形で今年、少なくとも2000トンをペルーから持ち出した。そのように、ペルーのテレビプログラム“Cuarto Poder”は発表した。

 

訴えによると、中国人は、ペルーの地方”Junin”へ行き、地方の農民から直接マカを買っているそうだ。その後、売買による契約書や税金を払わず、ボリビアまで買ったものを輸送する。

 

リポーターは、Junin地域(マカの生育地域)における中国人の数は、今年大変増えたそうだ。彼らは、ワゴン車やバスで訪れ、何人かは、インタビューを受けたが、自分たちは観光客だと主張した。

 

Junin地域の住民は、中国人は、マカの塊根に対してペルーの会社よりはるかに高く買ってくれることを述べた。Junin マカ製品組合の会長“Elvira Llanos”は、国内企業は1kgで9sol(約270円)なのに、中国人は1kgで32sol(約960円)まで払うことを述べた。

また、黒マカに対しては1kg70sol(約2100円)まで払うとも言った。中国では、黒マカが約15000円で売買されているそうだ。

 

ペルーの国内企業に対して悪影響を及ぼしているこの状況に対して、現在、何も罰則や禁止処置が取られていない。加えて、プラグラムによると、違法にマカを国外に輸送するため中国人は、様々な場所に賄賂を行っている可能性があるそうだ。

 

はっきりしていることは、2003年から加工前の状態でマカの輸出を禁止する法律が制定されているということだ。

 

引用:El comercio

こちらから原文を読むことが出来ます。

違法で国外に持ち出すことは取り締まるべきですが、農民たちが安い値段で買い叩かれている現状も事実です。

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