「あと10日余りで新学年が始まるのに、リマ市内の約800の公立学校(保育園・幼稚園を含む)のインフラ整備がいまだ不十分である」
イデル・ベクレル元教育大臣は、マスコミの取材に対してこのように述べています。
特に貧しい地域への影響が著しいそうです。
トイレ、運動場、教室の改修、電気設備、塀の修理・・・。
しかし、これらを改修するには莫大な予算を必要とするので、財源をどうするのかという問題が大きくのしかかります。
ペルーが豊かになったとはいえ、道路整備、交通機関の拡大など、安定的な経済発展をするためには、社会的基盤のインフラ整備が優先されているようです。
ところが、クマモト保育園は給食施設の完成から、区役所とのパイプが大きくなって、どんどん改修が進んでいます。以前は改修の要望書を提出しても反応はありませんでしたが、給食施設が出来てからは、対応が違ってきたそうです。それは、入園希望者が大変増えたことも影響しています。
今年は、このように区長さんを始め、役所の人たちが視察にきたそうです。
クマモト保育園は、新入園児を迎えるのに準備万端のようです。
それに合わせて、ペルーのNGOアミスタのメンバーと一緒に松本志佑太さんが保育園を訪問します。