2013年2月2日(土)午前、東京都北区にある滝野川第七小学校にて松本理事長が講演を行いました。
この小学校には、2012年に在日ペルー領事のフリオ・カルデナス氏も訪問しました。(詳しくはアミスタニュース16号参照)
そんなご縁もあり、今回、アミスタにペルーの話をしてほしいとの依頼がありました。
今回の授業には、4年生から6年生までの児童14名と教員4名が参加しました。
松本理事長は、クマモト保育園のビデオを見せながら、ペルーの子どもたちの現状について話しました。
まず、アミスタは、貧困の連らを断ち切るために設立されたことを紹介し、現在は主に、1990年代に日本人の寄付によってペルーの貧困地域に建設された学校や保育園を支援していることを話しました。
次に、ペルーがどこにあるのか、新世界七不思議にも選ばれたマチュピチュ遺跡の話も交えながら、どんな国なのか紹介しました。
いよいよクマモト保育園の話に移ります。クマモト保育園は、熊本県で集まった募金により建設されたので、クマモト保育園との名前がついています。ビデオでは、クマモト保育園の施設やまわりの様子、園児の保育園での様子などが紹介されました。また、通っている園児の住んでいる家の様子もありました。
アミスタでは、このようなクマモト保育園に対して、1日1回でもきちんとした食事がとれるようになることを目指して2011年に給食施設を作りました。完成した給食施設では、近所のお母さんたちが給食をつくるお手伝いをしてくれています。給食施設が完成した後は、クマモト保育園では、はみがき指導をしたり、食事前の手洗いの指導もしています。
会の最後には、小学校6年生の代表から、「ペルーの子どもたちのために、私たちに出来ることを少しずつしていきたいです」との挨拶がありました。滝野川第七小学校の児童たちの気持ちが少しでもペルーに届くよう、アミスタもお手伝いをしていきます。